一見すると難しそうに見えるiphoneのバッテリー交換。交換キットも充実しているので自分で交換してみる事にしました。
iphone5cのホームボタンの反応が悪くなる
一週間前からiphoneのホームボタンを押してもアプリを閉じる事が出来なくなってきました。
それと同時に充電が切れるのも大分早くなり、寿命なのかと心配しておりました。
前の機種であるipohone4sは全然問題なく動いておりますので、機種によってこんなにも寿命が違うのかと思いましたが、同時にipohone4sの作りの良さに感心しました。
何とかiphone5cを使えるようにしようかと試行錯誤しているうちに重大な事に気が付きました。
iphone5cの画面が盛り上がっている
縦方向にサイドから見ていた所、左側の画面が右より盛り上がり、斜めになっている事が分かりました。
「これはマズイ状況」と何でこんなになったのか考えてみました。
- 踏みつけた
- カバーが外れた
- 空気が入った
考えてもたいして原因を考えだせず、途方に暮れていましたが、ネット検索をしていたらビックリするような内容を発見。
iphoneの電池は寿命が来て劣化すると曲がったり膨らんだりして、フロントパネルを押し出す
と言う内容でした。
正直「えっ?」
と思いましたが、色々調べてみると確かにこの現象が他の方にもあるらしく、このような状況は電池の寿命で交換が必要との事。
フロントパネルを押すのでホームボタンの反応が悪くなるので、状況が酷くなる前に素早く電池交換をする事が重要らしいのです。
メーカー又は業者に依頼するか自分で交換するか
電池交換には二通りある事が判明。
- メーカーに送る
- 一般の修理業者に依頼
- 自分で交換
この三通りになりそう。
バッテリー交換するには
- メーカーで治す場合
- Apple Store直営店かApple正規サービスプロバイダに予約してから来店し、その場で直すか、リペアセンターに送って修理。
価格は7,800円との事。 - 一般の修理業者に依頼
- 店舗に持ち込み、その場で修理する
4,000円~5,000円ぐらい - 自分で交換
- 1,500円~3,000円ぐらい
正直メーカーで修理するのは指定された場所なのと料金が一番高かったので却下。
一般業者か自分でかの選択肢となりました。
自分で交換するにはちょっと自信がなかったので、一般業者にたのもうかと思ったのですが、意外と値段が高い事が分かり要検討となりました。
上記の価格を見てもらうとわかりますが、メーカーと2,000円ぐらいの開きしかありませんでした。
しかも我が家から一番近い業者は、価格は持ち込んでから決めるといったようなシステムで、値段がハッキリしませんでした。
こうなったら自分で交換するしかありません。
勇気を出して自分で交換
早速交換キットを探しました。
まず最初に検索で表示されたのは、交換キット専門のサイト「自分で修理.com」と言う所。
ここはホームボタンやフロントパネル、電池交換キットなど色々が部品が売っていました。
iphone5cの電池は3,480円との事で、まーまーリーズナブル。
他にも無いかなーと探していた所、自分で修理をした方が親切に交換方法を紹介してくれているサイトを発見しました。
そのサイトに一番安い交換部品がアマゾンで売っている事が分かり、価格は1,480円のキット。
専門サイトの約半分の価格!
内容も交換器具とバッテリーが揃っている至れりつくせりの内容で、この価格。
レビューには説明書が無いっていないとの事でしたので心配でしたが、youtubeで交換方法が掲載されていたので解決。
「お!これは安い。買いだね」
と言うことで即座に購入しました。
後は届くのを待つだけ。
いよいよiphoneのバッテリー交換
キット一式は1.5日で到着しました。
プライム会員はホントウに到着が早いです。
ですが仕事の事情で中々交換する事ができず、しばらく放置する事に。毎日「早く交換しなければ」
と重いながらキットを眺めていましたが、その間にiphone5cが大変な事になっている事は全然気が付きませんでした。
iphone5cが爆発寸前に!
久しぶりに休暇を取る事が出来たので、そろそろバッテリー交換と思っていたのでiphone5cに目を向けると、ビックリする現象が起こっておりました。
既に使えなくなっているバッテリーが更に劣化を起こしてパンパンに盛り上がってしまっています。
写真を見てもらうと分かりますが、いつ爆発してもおかしくないぐらいに画面が盛り上がってしまいました。
本当に驚きの現象です。まさかiphone5cがこんなになる事なんて想像も出来ません。
電池が原因でこんなに画面が盛り上がる事があるなんて説明書にだって書いてありませんから。
アップルさん!もう少しトラブルについて公開してね!(笑
もーこれは一刻を争う自体と判断し、ご飯も食べずに交換する事に。
交換キットのセット内容
価格は1,480円。
この値段なのに充実の内容。内容は写真の通り。
- 一番上がバッテリー
- 右からヘラ(ケースを外す時やコネクターを外す時に使う)
- 隣が吸盤(ケースと本体を外す時に画面に貼り付けて引っ張る)、吸盤の下がネジ置き
- その左隣が本体のネジを外すドライバー
- 更に左隣がコネクターカバーのネジを外すドライバー
- 最後に一番左が。。。。。何だこれ(カバーを外さないと分かりませんでした)これはバッテリー固定用の両面テープでした。
いやー最後のピンク色のシールは分かりませんでした。両面テープなんですね。
多分他の方も最初悩むと思いますので、これで解明ですね(笑。
交換作業は以外と簡単?
iphoneの充電の持ちが悪いなと感じてから破裂寸前まで早い物出1週間。
ようやくバッテリー交換が出来る状況となりましたが、交換には本当に勇気がいりました。
だって画面は盛り上がっているし、ネジをとったら部品がバラバラになるんじゃないかとビクビクするし、画面は割れそうだし、バッテリー交換は始めてだしで、もうすでに普通の交換は不可能でしたから。。。
もうこれは勇気を出して、「壊れても仕方ない」と心に決めて修理するしかありませんでした。
細いドライバーを汗ばんだ手で握り、ネジを外して行きました。
最初は充電ケーブルを刺すコネクタの両側にあるネジ二つを取ります。
二つ目のネジを取った瞬間。
ギャーーー!
すごい勢いでモニター部分が弾け飛びました!
そりゃーそうです。写真を見てください。バッテリーが丸々と膨らんでいますではありませんか!
何でここまで!
普通ここまで膨らむんですか?!
良くiphoneのモニター割れなかったなーとそこは部品の丈夫さに感心しました。
それにしてもバッテリー膨らみすぎ。
さーここからが本番。内部のネジを取っていきます。
写真でネジを取っている場所はモニターと本体を繋いでいるコネクターがある場所の蓋です。
この蓋を取ると3つのコネクターが出て来ますので、壊さないように3つ全てのコネクターを外します。
外し方は難しくないので、コードが重なっている順番にはすして行けば誰でも外せますので、良く見て重なりの順番どおりにはずして下さい。
外し終わると写真のようにモニター部分と本体とが分かれます。
ここまで来ると作業もしやすくなるのでスピードが上がってきます。
最初は複雑な機械が見えて来るのでビックリして治す気力が失せると思いますが、実は以外と単純に出来ていますので、焦らず慎重に作業をすれば簡単な事がわかります。
たぶんモニターと本体を分離出来た時点で
「あれ?以外と行けそう」
と言う感想を持つ事が出来るので、挫折せずにまずはここまで確実にやって下さい。
次に行う作業は写真にある銀色の長細い蓋を取っていきます。
これはバッテリーと本体を繋ぐケーブルのコネクタがある部分です。
モニターのケーブルを外した容量で行えば大丈夫なので、慎重にはずしていきます。
ここまで来れば、ほぼ50%は終了したも同然です。
ではバッテリーを触ってみましょー。
ようやくここで殆どの人が気づくんです。
思わぬ伏兵に唖然とする
そうなんです。小見出しにするぐらいの伏兵がいた事に初めて気が付くのがバッテリーを触った時なんです。
いよいよ古いバッテリーを外して新しいバッテリーに交換しようって言う矢先に
バッテリーが協力な両面テープで固定されている!
この事に気づくんですよね。
本当に悲しくなります。簡単に外せると思っていたのに、意外や以外、この両面テープ剥がしが一番時間がかかるのです。
もー本当に強力なんです。信じられないくらい。
ちょっとやそっとじゃーはがれませんよ。
ここは本当に心して行って下さい。
心が折れかかってもひたすら頑張ってください。
思い切りも必要です。
そういえば。。。
感の良い方は気づかれたと思いますが、
セット内容の写真にわけの分からない赤い色の頭のトガッタ二枚のラベルのような物があったと思います。
そうです。
あればバッテリー固定用の交換用両面テープだったのでした。
ここまでこないとあのラベルが何のためについているのかさえ分かりません。
なるほど。。。納得です。
話しを戻します。
バッテリーの外し方はいたって簡単です。
付属のヘラを隙間に入れて、
少しずつ
力いっぱい
剥がしてく
と言う地道な作業です。
心が折れなかった方だけが辿りつける境地は
「電池が取れたという充実感」
のみになりますが、遣り遂げた感はハンパなかったです(笑。
写真を見ていただくと分かると思いますが、バッテリーのクシャクシャ感に苦労がニジミ出ていますよね。。。
このぐらいバッテリーを破壊しながら剥がして行く必要があるので、以外と思い切って力を入れて行く必要があります。
私の場合
多少壊れてもいいや
ぐらいの気持ちでやりました。
そのぐらいの気持ちで力を入れないと剥がせませんでしたので。。。
やっとバッテリー交換へ
ここまで来たら後は新品のバッテリーに交換するだけです。
その前に、本体に残っている剥がし残った両面テープを剥がしておきます。
新しいバッテリーに交換する時に、交換キットに付属していた新しい両面テープを使うか悩む所です。
私は二度と両面テープ剥がしをしたくなかったので、両面テープを使わないと言う選択をしました。
人によって考え方は違うと思いますので、ここは自己判断でお願いします。
ちなみに私の場合は両面テープを使わなくてもバッテリーがカタカタ言ったり、不具合が出てはいません(現在の所は)。
ここまで来ると完成まで急ピッチで進む事になります。
バッテリー剥がしで勇気が出たので思い切りも経験地も上がってますからね(笑
新品バッテリーを所定の位置にはめ込み、ケーブルを接続。
蓋を閉めます。写真参照
後はモニター部分のコネクターを順番どおりにはめ込んで蓋を閉めて接続は完了。
そのままモニターと本体を合体させて下さい。
最後に本体とモニターの固定に使われていたネジ二つを閉めて完成です(充電コネクタの側のネジ)。
まとめ
iphoneの部品交換となるとハードルが高いイメージがありました。
しかしバッテリー交換に関しては以外と簡単だったと言うのが今回の感想です。
多分私以外の方もレビューを書いている方は多いと思いますが、自分で交換するかしないかは「ほんの少しの勇気」だと思います。
一見すると電子機器が詰まっているのでビックリしてしまうと思うのですが、コネクターをはずして繋げるだけでしたら何も難しい事はありません。
まさか両面テープというローカルな部分での強敵に会うとは思いませんでしたが、アップルの作りの良さはこのような一つ一つの作り方から来ているのだなと。。。つくづく思いました。
このような経験で見えた事は、アップルと言うメーカーの自社製品に対する決め細やかな製造工程での指示があるからこその事だろうと思います。
両面テープを剥がすのには苦労させられましたが、作りのよさを再確認する事が出来たのはプラスでした。
また、交換キットも格安で販売されていますし、バッテリーに関しては、ドライバーや吸盤・ヘラなど充実した内容になっており、交換に関してキットを一つ購入すれば他に買う物が無くて済むと言う所がとても良かったです。
本来なら販売先リンクを貼りたい所なのですが、amazonからなぜか許可がおりないので、何時になるか分かりませんが許可がありたらリンクを貼らせてもらいます。
それまでは申し訳ありませんが、amazonで交換キットを検索して見つけて頂ければと思います。
前半で価格を掲載しておりますので、同じ価格帯の物があれば同じ製品だと思いますので、セット内容などと照らし合わせて購入して下さい。